金持ちテニススクール貧乏テニススクール テニススクール業界において、勝ち組と呼ばれるテニススクールは全体の２０％です。その２０％の勝ち組が業界全体の利益の８０％を分け合っています。そして残りの８０％のテニススクールが、２０％の利益を奪い合っているのが現状です。リターンバックスの目的は「テニススクールの経営安定」です。そして現場のテニスコーチにマーケティングの情報をお伝えし、しっかりとした経営基盤を作っていただく事です。そして適切な労働対価を手に入れ、利益をお客様に還元し喜んでいただく‘うwinwin’の関係を目指します。100年に一度の大不況と言われるこの時代、テニスの技術や優れたコーチング能力だけで集客できる時代ではありません。溢れかえるサービス産業では熾烈な競争が行われているのです。このブログで発信する【テニススクールビジネス】と【マーケティング情報】が皆様のお役に立て、経営者、コーチ、お客様、業界が４ウィンの関係になれば幸いです。

あなたのスクールの売りは？


他のスクールとの違いは？


この話の続きです。


集客できる、売り上げが上がるホームページを作る前にまず「ＵＳＰ」を確認する（作る）ことの必要性を述べてきました。


ＵＳＰとは、あなたのスクールだけの「こだわり」や「売り」のことです。




インドア施設で…


ジュニアの育成に力を入れていて…


振替が自由に取れて…


入会金が不要で…


体験レッスンんが無料、もしくはワンコインで…


コーチが優秀で…




それはごく当たり前の、どこにでもあるもののため、ＵＳＰにはなりません。


ＵＳＰと作る際には




・その「こだわり」や「売り」は実はいたって普通の、よくある「話」として流されるものではないか？


　→こだわっているのは、自分たちだけではない




・その「こだわり」や「売り」は本当にあなたのスクールが独自のものか？


　→こだわりはすぐに誰かに「真似される」もの




・その「こだわり」や「売り」は他社と比較した場合、その違いがわかりくくないか？


　→明確な違いはすぐに伝わるか？



これらのことを考慮する必要があります。



これがとても重要なことなので、ぜひ覚えておいてほしいです。



あなたのスクールのチラシには、堂々と、またデカデカと



「入会金無料」


「雨なし日焼けの心配なし」


「豊富なクラス、選べるスケジュール」


などと書いてはいませんか？



・・・



自分が読み手に置き換えてみれば、面白くもなんともない、そんな事はないでしょうか…

お客さんがあなたのスクールを選択する「USP」を考えてみましょう。


もし見つからないのなら、これから伸ばしていけばいいのです。


あなたの得意なこと、長所を考えてみれば、どんなことでUSPを強化していけばいいかのヒントになるはずです。


人はそれぞれ違った個性を持ち合わせています。


誰にでも他人より優れた“何か”を持っているはずです。


他人にはない「あなたのスクールだけの魅力」はきっとあります。


それを“売り”にしていくことが、
USPマーケティングなのです。


値段が安い、これは圧倒的に安いのであれば、別ですが、中小企業のテニススクールにおいてはかなりのリスクが伴います。


なぜならば、値下げ戦線に巻き込まれるからです。


最近のニュースですが、あの「安売り」という最大のＵＳＰを確保したユニクロですら、実は売り上げを落としたという事実があります。


ユニクロが売り上げを前年度対比で落としたのが、リーマンショック後初めてのようです。


逆に連敗中だった伊勢丹が７月８月とプラスになりました。


なぜ、ここで消費が冷え込むこの時代に、身近なユニクロではなく、高額なイメージが強い伊勢丹を選んだのでしょうか？


またこれについては、後々お話しますが、安売りだけに頼ったマーケティング手法は、どこかで限界がくることをこのケースでは教えてくれていると思います。


では、安売りではなく、もっと強烈な「独自のスクールののＰＲ」を作るためには、何をしなければならないかと言えば、長期的な展望にたち自社のＵＳＰを徹底的に磨くことしかありません。


例えば、アメリカ人にピザと聞いて最初に思いつく言葉を尋ねると「ドミノピザ」と答える人が凡そ８０％いるそうです。


では、あなたのスクールと近郊の競合スクールを並べた場合、あなたのスクールはお客さんにとってどんな印象を与えることが出来るのでしょうか？


ホームページを作る前に、このＵＳＰについて徹底的に考えなければなりません。


あなたのスクールの売りは？


他のスクールとの違いは？


また明日お話します。





追伸


1つのＵＳＰの例として、実はこのバナー↑を作ってみました。ぜひ、あなたも整理してみてはいかがでしょうか？

前回お話ししたUSPとは、
unique selling proposition
（ユニーク・セリング・プロポジション）のことです。


調べて頂けましたか？
今やネット上で検索してわからない言葉はありません。


ＵＳＰを訳すとこのような意味になります。


「独自の強み」「独自の売り」


要するに、


あなただけの、もしくはあなたの商品だけの、
セールスポイントのことです。


この言葉はすでにマーケティング用語として
広く利用されていますので覚えておいてください。


地域密着ビジネスでもあるテニススクールに
おいては同業者との争いは尽きません。


同じサービスを展開したり、同じシステムを宣伝することにより
利益を生みださなければならないのですから当然です。


お客様が数あるライバルスクールの中から、
「あなたのスクールに入る」理由、

これがあなたの強み、セールスポイント

＝USPなのです。


現在のあなたのスクールはどのような
独自性を持ってビジネスをしていますか？


◆受講料金が安い

◆インドア施設である

◆足腰に優しいオムニコートである

◆コーチのスキル・経歴が優れている

◆競技特性が強い


この他にもいろいろなものがあるでしょう。


もしあなたのスクールで上記のようなＵＳＰを
広告などで宣伝していると
恐らくお客さんは全く反応を示さないでしょう。


残念ながらですが、これらはＵＳＰにはなりません。


その理由をまた次回お話しします。


追伸


お客様は本当に「価格」や「施設」「クラス数」
などでスクールを選んでいるのでしょうか？

集客に苦しむ多くのテニススクールの経営者がこうもらします。


「一度レッスンを受けてもらえれば、ウチの良さがわかってもらえる」


クオリティに自信があるのだと思います。
これはサービスを売り込む上では、非常に重要なことだと思います。


が、残念なことに、こう漏らすスクールほど


「儲かっていない事実」


正確には、費用対効果の悪い広告を垂れ流しにしている可能性が極めて高いのです。


「一度レッスンを受けてもらえれば、ウチの良さがわかってもらえる」


これは言い換えると、


「ウチの良さは、一度レッスンをうけないと伝わらない」


このように言い換えられます。


コートに来てもらうのが難しいこのご時勢に、「来てもらえれば･･･」と漏らすほど滑稽なことはありません。


どこスクールにおいても、「来てもらう」ことに苦しんでいるのです。


お客さんが体験レッスンなりにあなたのチラシを見て、行きたいか、行きたくないか？
を判断すためには、お客さんにスクール側のメッセージを伝える必要があります。


では、何を伝えるのでしょうか？


・・・


・


ＵＳＰです。


ＵＳＰ？　と思われた方は、ぜひ明日までにググッて頂き、調べて置いてくださいね。

昨日ホームページの設置は人件費に換算すると
年間529万円の労働力の価値がある。


そんな話をしました。
では今日は、ホームページを作る際に
最も集客に左右するポイントをお話しします。


現在社会は情報社会です。
私も一日に多い時で100件近くのメールを処理します。


あなたのサイトを訪れる人も同様です。
毎日膨大な量の情報を取捨選択しているのです。


では、その情報過多のこの時代において
あなたのサイトを目にとどめるようにするには
どうしたらいいでしょうか？


もしかしたらそんなの業者に依頼して
SEOかければいいんでしょ。


と思われたかも知れません。
もちろんSEO対策に越したことはありません。


※SEO対策とはネットで検索をかけた際に
　上位表示されるようにする対策のこと。


SEO対策を業者に依頼すると毎月かなりの金額が必要です。
（それでもそのSEO対策費用は必要経費だと考えていますが…）


今日はそのSEO対策の話ではなく
あなたのサイトに「ふらり」ときた人に対して
どのような方法でその人を食い止めるか？　という話です。


いつもクライアント様に意識において頂いていますが
「５秒」で説明できないイベントや企画はスベリます。


これはかなり日頃から意識されているクライアント様
だから出来ることですが、初めての方はCM枠でもある
「１５秒」で設定してください。


つまり、「５秒」で「おっ」と思わせて
そこから「10秒」かけて「グイグイ」引き込むようなトップページ
ではないと、すぐに別のサイトに移動されてしまいます。


あなたのサイトは「５秒」であなたのサイトの概略
が説明できる仕掛けはありますか？


もしあなたのホームページでアクセスはまあまああるけど
そこからの問い合わせや体験の申し込みが少ない。


という悩みがあるとすれば
まずそのトップページを見直してみて下さい。


また続きは明日お話しします。



追伸
そんな事をいいながら、このリタバのブログが何の目的かわからん！と突っ込まれるといけないので、
私たちも作成してみました。

実はリタバには、ここ何年も無料で働いてくれている
スタッフがいています。
（完全に無料ではありませんが…）


彼は、何の文句も言わず、毎日淡々と
仕事をこなしていきます。


淡々とお願いした事をこなすだけではなく
実は営業も優れた能力を持っています。


細かいミスは一切なく、全てを完璧に
こなしてくれます。


そして何より、２４時間365日ミスなく働いてくれます。


・・・


・


あなたのスクールにももちろんいますよね？


ホームページ君が。


もはやこの時代において、ホームページがない
スクールはないと思いますが、
ホームページを時給に換算しましょう。


最低時給である沖縄が605円で計算します。


605円×24時間＝14,520円
14,520円×３６５円＝5,290,000円


つまり1年で529万円の労働力が
ホームページの持つ力です。


IT長者と呼ばれる人達は
この365日24時間休みなく働くホームページを
なん100、なん1000、なん10000と雇い入れ売上を伸ばしてきました。


現在、日本一売り上げがあるテニスショップも
売上のメインはホームページです。


今更ホームページを持ちましょう。
ホームページは重要ですよ。


というつもりはありません。
当然持っているということを前提に話を進めていきます。


もし持たれていないという方は
年間529万円の労働力を捨てる選択をされたと思います。


では、その無料で365日24時間働く労働力をどう生かすのか？


こんな話をマーケティングにからめて
話していきたいと思います。


続く・・・

１か月ぶりの更新となります。



実は訳がありました。



今だからこそ、お話しできますが、実はクライアント様から「情報見せすぎじゃない？」
というご指摘を頂いて、しばらく中断しておりました。



色んな方が検索をして頂いたりしていたようで、本当に申し訳ありません。



実は「リターンバックス？」初めて耳にする方ばかりだと思います。



実は今までは、紹介状があるスクール様としか契約しないという方針で
ほとんど表には出ていません。



もちろん、コンサルティング契約には守秘義務が盛り込まれていますから
当然こちらも、外部には一切情報は発信しません。
またクライアント様も、恐らく私たちの事は外部には話していないと思います。



なぜか？



まず、既存クライアント様と長くお付き合いさせて頂いているので、
私たちは外部に対して情報公開する必要がなかったのでホームページも
一部を除いては、公開して新規契約を募集する必要がありませんでした。



そしてクライアント様も同様に、他言することはあまりなかったと思います。
なぜか？　それは単純に、盗まれるからです。



以上の理由で、現在まで非常に水面下で動いていました。



が、



今年の春くらいから、少し事業を広げていこうかと。



その理由は一つ。本当に業界のことを考えるのであれば、情報を発信しなければいけないなと。



後ろ指を指されるくらい儲けるのもいいかもしれませんが、
やはりなんでも程度が大事です。



適度に生徒さんに感謝を忘れず、儲けを還元できる程度に経営が安定する
レベルまで、全体の業績が伸びてくればいいなと。



そんな事を考え、少しスタッフに意見を聞きながら、
事業の方向性を模索していました。



そしてもう一つ、現在お付き合いのあるクライアント様がある想定していた
水準まで安定して売り上げが出るようになったこと。



この２点があり、今まで有料のみだったサービスを、無料で公開できるものを設けて、
どんどん盗んで頂こうかと感がています。



さすがに現在のクライアント様の商圏に属する人へのコンサルティングは
お受けできませんが、無料で配れる情報はどんどんプレゼントしていこうかと考え
クライアント様に理解と承諾を得ることができました。



引き換えに出した条件は、ずばり、これまで以上のサービス内容の引き上げの条件。



無料で出すということは、有料の価値が上がると。



今まで以上に、濃厚な情報とサービスをお渡しするということで、ご理解いただけました。



今日からまた、少しづつ情報を公開したいと思います。



お休みの間、アクセスログを見ていると
かなりの方が訪問していただいていました。



足を運んで下さり、ありがとうございます。
その感謝をこれから情報という形で還元していきたいと思います。